わかば

うさぎストライプの
「わかば」
観劇してきました。

毎回、脚本、演出のおっけちゃんの作品は
心臓にズキュズキュ刺さる。

今の自分の幸せの奥底で感じないようにしている
不協和音をくすぐるのか、
それとも昔の自分を思い出して痛いと感じるのか
分からないけれど、

ただただ幸せと純粋に思い続けることはきっと
大人になったら難しくて、
どっかに不安や不満を抱えていたり、納得いってなかったり、
もう少しこうだったらもっと幸せなのにと
欲深くなったりしてるんだと思う。

作品の中に出てくる人物は
ずっと幸せそうにしているのだけれど
それはとても不気味にも感じてしまう。

二人が幸せって感じてるんだから幸せで良いのに
周りからは本当の幸せに見えないんですよね。
自分の価値観の枠にはめ込んで
かわいそうな人達。になってしまう。
そいうい意味では人間って(私って?)勝手だなと思ってしまう。

な〜んてことを色々考えさせられてしまう
おっけちゃんワールド。
優しい色合いの照明だけれどポップで
キュートと感じる世界観の中に
怖さを感じるギャップが
面白かった。

おっけちゃん本人も相変わらずふわふわ可愛かった。
芯は極太級にしっかりしてるんだけれどね。
あの可愛さはなんだろう。
そういうところが作品にも出ている気がする。

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