映画「いのちスケッチ」いよいよ公開!

キンモクセイの優しい香りとひんやりとした冷たい空気。秋の深まりを感じる今日この頃ですが皆さまいかがお過ごしでしょうか?
私は先月誕生日を迎えました。お祝いメッセージや素敵なプレゼントを送ってくださった皆さま、ありがとうございました♡1日1日を大切に、笑顔を忘れずに過ごしていこうと思います。

さて、いよいよ映画「いのちスケッチ」が11/8(金)より福岡県先行ロードショー、11/15(金)から全国ロードショーです。

本作で私は動物園で働く獣医師・石井彩という役をやらせていただきました。
劇中では「延命動物園」として登場する、舞台となった「大牟田市動物園」は、福岡県大牟田市にある動物福祉に力を入れている動物園。環境エンリッチメントやハズバンダリートレーニングを積極的に行なっている素晴らしい動物園です。
分かりやすくお伝えすると、

「ライオンが採血のためにこちらにしっぽを出してくれる?!ツキノワグマから自分から口を大きく開けて獣医さんにチェックしてもらう?!そんなこと、できちゃうのっ?!」

という感じです。(笑)
動物園で産まれ育ち動物園で生を全うする、野生動物でもペットでもない”動物園動物”たち。
彼らの幸せを常に考え、愛情と敬意を持って接し、地道な努力を重ねる園の皆様の熱い姿には心から感動いたしました。
どんな時もこちらの質問に丁寧に答えて下さって、本当に様々なことを教えていただきました。ですがどんな言葉よりも、皆さんの仕事に対する姿勢と動物をみつめるまなざしが何にも勝る答えでした。

役者は役者を相手にお芝居をするのが当たり前で、本物を相手にお芝居する機会はまずありません。刑事も犯人も、医者も患者も役者さん。
ですが今回一緒に撮影した動物は、いつだって本物で嘘がない。テストだろうと本番だろうと関係ない。こちらが作りものの飼育員だろうと関係ない。
特にライオン”あさひ”とのシーンは自分たちのレベルを引き上げないと成立しませんでしたし、安全に、かつ撮影のストレスを与えないことも重要でした。

すべての準備が整いカメラが回り始める。
「本番。」
静かな合図ととも離れた場所からライオンの柵の前へ。ライオンを呼び寄せる。美しい毛並み。大きな牙。息を殺して神経を集中させるように…でもライオンに異様な空気を悟られないように…

その場の張り詰めた空気は味わった事のないような異常な緊張感で、身ひとつでとにかく必死でした。ですがそんな状態だからこそ、皆の心が本当にひとつになり、共有できた感動がありました。
あれは忘れられない奇跡のような経験でしたし、気づいたら自分がライオンのしっぽを持っていたという経験も二度と出来ないと思います。(笑)

長くなりましたが、この映画は大牟田市の美しさを背景に、人や動物のいのちと向き合う優しい物語です。
スマホの画面と向き合う事の多い現代の私たちに、気付かせてくれるものがある映画なのではないかと思います。

10/31には東京で行われた完成披露試写会に登壇させていただきました。衣装はkoike.でした。
11/8.9には福岡で、11/16には東京で舞台挨拶も予定しております。
皆様お会いできるのを楽しみに、お待ちしております(^^)是非劇場でご覧ください♪