なんやかんや厄年

皆様いかがお過ごしですか。

 

早いものでもう3月。

 

松原家では異例の速さでひな祭りをお祝いしまして

 

女児たちの健やかなる成長と、幸福を2月のうちに願ったわけです。

 

3歳と、小学3年生になる姪っ子がおりまして

 

それはそれは愛らしい白玉のようなぜんざいなんです。

 

存在なんです。

 

毎年ひな祭りの時期になると、松原家ではひな人形を飾り、

 

長男家族・次男家族を呼び、ちらし寿司や桜餅を食べたり食べなかったりします。

 

松原家の習性として、集合したときはたいていリビングで記念写真を撮りますが

 

今回はひな祭りということで、ひな人形の前で姪っ子2人を座らせて撮影しようと準備をしていると

 

突然響き渡った

 

「はぁ~い、じゃぁえりかも」という母による鶴の一声。

 

 

ごめんだけど嫌な予感しかしない。

 

 

「あなたにとっても、ひな祭りだもんね☆(ウィンク)」母が私にめくばせする。

 

 

未婚という共通点だけで、撮影側に回っていた私も、ひな人形の前に腰を下ろすことになりました。

 

 

 

 

案の定、撮れた写真みたら

 

 

 

もうね

 

 

 

 

 

違和感しかないのよ。

 

 

どう考えても、だいぶ大きめなお友達でしょう。1人。

 

 

ピッチピチな3歳と8歳に混ざって写っている画がもう怖いのよ

 

 

キッズコーナーにあるカラーボールのプールで、子供たちと一緒に遊んでくれる爽やかな大人がいるなぁ

 

スタッフの人か、誰かの親かなぁ

 

って思ってたら、スタッフでも誰の親でも無かった。みたいな

 

あの人、誰?ってなるあの感じ。

 

 

 

 

冷蔵庫の隅のほうからある日突然出てきた、

 

カラッカラのゴボウ…かとおもったら、それがニンジンだったことに気づいたときぐらい怖いのよ

 

 

時代を超えた、合成写真かな。

 

私だけあの日からずっとここにいました

 

みたいな。

 

明らかに、年齢というか次元というか、

 

なんていうか、もう

 

 

そうね、強いて言葉にするなら

 

 

子供なのよ、私の。姪っ子2人との年齢のバランスが。

 

 

街ゆく人に、「この3人の関係は?」て問うたら

 

なまじ顔も似てるから10人が10人「親子」って答えるパターンの街頭インタビューになるよ。

 

取れ高まるでない。

 

 

まぁ最終的に女子全員(もちろん母も)で撮ったので、いい思い出になりました。

 

 

 

いい思い出といえば、去年のブログでも書きましたが

(困るから神頼み)

 

今年が本厄ということで、またまた行ってきました厄除け。

 

今年も初穂料のことを「しょほりょう」と連呼していた私ですが

 

 

無事に祓ってもらい、

 

まぁこれで今年も1年安心だと、へへへのへら顔で授与所へ。

 

目指すは「良縁祈願」お守り。

 

今年の初詣で良緑を祈願したのが後を引いてか

(転生したら初詣が異世界でした)

 

我が家の観葉植物が異常な早さで成長しています、日陰においても。

 

ええぃそうではない、そうではない!と

 

神様に突っ込みを入れそうになるのをぐっとこらえて

 

ここでは確実に良縁を祈願すべく、既製のお守りを購入することに。

 

私「縁結びのお守りをください!」

 

巫女さん「どちらにしますか?」

 

私「え?何種類かあるんですか?」

 

巫女さん「1つのものと、2つのものがございます」

 

そういって、2種類のお守りを見せてくれました。

 

ひとつは花柄の刺繍が施されたもの、もう一つは小さめのお守りが2つ入っているもの。

 

小ぶりのほうが持ち運びしやすいし、お値段的にもお得だなと思ったのですが

 

もしかして大きさで効力が違うかもしれないと、意地汚えりかが顔を出しました。

 

私「あの、これって、大きさや種類で効果って違ったりするんですかねあははは」

 

と尋ねると

 

巫女さん「2つのものは、桃色・水色の二体一対で、お二人でお持ちいただけます」

 

 

 

 

 

 

 

 

ここ数年で最高

 

 

50年に一度の出来栄え

 

 

今世紀で最高の出来

 

 

10年に一度の当たり年

 

 

などと言われるボジョレーヌーボーのキャッチコピーが浮かんでくるほどの

 

 

今世紀最大の破壊力のあるワード。

 

 

 

 

 

『二体一対で、お二人でお持ちいただけます』

 

 

 

 

あ、それ、一人で持っちゃぁだめですか?

 

 

 

巫女さん「いかがいたしますか?」

 

 

畳みかけるこの人は勇者かな。

 

 

 

私「あ、じゃあちょっと、確認します」

 

と、おもむろにエリフォンをカバンから取り出し

 

一歩下がって、メッセージアプリを開きました。

 

一体誰に確認するんだと自分でも疑問を抱きながら

 

あたかも二体一対を、お二人でお持ちいただける相手がいるふりをすること10分

 

 

 

私「あ、お待たせしまてすみません。あの、一つのほうでいいです」

 

まぁここには心理作戦というかちょっとしたトリックエッセンスを混ぜていまして

 

10分--これがポイントです。

 

即レスだった場合、

 

①そもそも嘘っぽい

②相手は暇な人

③暇なのに一緒に来てない=愛されてない、本気じゃない

④相手はマメな人

⑤マメでモテるから、彼をつなぎとめようと私が必死

 

という可能性も出てきますが

 

10分だった場合、

 

①現実的にあり得る返信速度

②仕事で忙しい中でも気にかけてくれてる=愛されてる

③大事な時期だから一緒には買いに来られなかった=昇進目前

④この一大プロジェクトが終わったら、私にプロポーズしようとしている

⑤なんなら挙式はここ

 

みたいな可能性も出てきます

 

そう、つまり

 

10分後の私のセリフ「あ、お待たせしまてすみません。あの、一つのほうでいいです」

 

ここから、巫女さんは半強制的に 行間を読む ことになるのです。

 

「あ、お待たせしまてすみません。

(今お付き合いしている男性は、ちょうど働き盛りの33歳。

上司からの信頼も厚く、最近では社運をかけた大きなプロジェクトを任されている若きホープ。

休日も返上して、仕事にいそしむ中、誰も彼の時間を奪えない。

ただ一つ、恋人である私からのメッセージを除いては。

 

愛する彼女からのメッセージは、縁結びのお守りについてだった。

 

彼『かわいいやつ、こんなお守り買わなくても、もう俺たちの心は結ばれているのに。

このビッグプロジェクトが無事終わったら、結婚を申し込もうとしてるけど

本当に鈍い子だから全く気付いてないんだな。

まぁ、そこも好きなんだけど。

お守りを買ったから、彼にプロポーズされた!って無邪気にはしゃぐ顔も見てみたいし

ここはペアのお守りを……

 

ちょっと待てよ。

これ以上、俺の心が彼女に結ばれたら仕事の入る余地がなくなってしまう。

 

今やってるのは俺たちの将来を左右する大きな仕事でもあるんだ。

 

結果次第で、俺の海外駐在が決まる。

 

そうだな、今回は一つのお守りで十分だ』

 

そう思った彼は、仕事のほんの一瞬の好きを…(テレ)隙をみつけて、私に連絡してくれました。

 

尊敬する彼が、一つのほうでいいといったので)

 

あの、一つのほうでいいです」

 

 

 

巫女さん「かしこまりましたぁ!一つのほうを、お二つですか?」

 

 

 

 

ちょっと待て。

 

 

なんだその

 

 

天候の条件には恵まれなかったが、生産者の努力が実った年

 

 

みたいな応用問題

 

 

予想外の鋭角から攻めてくるやん。

 

 

 

 

 

 

私「あ、もう、一つでいいです。はい。」

 

 

 

 

最初から素直に一つ買っておけばよかったですよねすみません。

 

 

そんなこんなで無事(?)厄払いを済ませ、良縁祈願お守りをゲットした私。

 

諸説ありますが

 

厄年の由来は役年といわれ、人生において大切な役割を担う年齢ということだそうです。

 

本厄だからといって必要以上に恐れることはなく、

 

日々感謝と努力を惜しまず、小細工せずにお守りを買う姿勢などが大切なのかなと思っています。

 

 

では今日はそろそろこの辺で。

 

 

読みにくいというコメント殺到中のブログに

 

最後までお付き合いいただきありがとうございます。

 

 

表示されませんが、コメントはすべて拝読させていただいております。

 

 

 

最後はこちらの写真でお別れです。

 

 

 

 

フルーツサンドが大好きなんですよ。私。

 

 

 

 

ばいちゃちゃちゃんチャイティ。

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