困る前から神頼み

2020

 

 

いたるところで踊る数字

 

 

2020

 

 

あけました

 

 

遅ればせながら

 

 

おめでとうごじゃります

 

 

 

本年もまるっとよろしくお願いいたします。

 

 

 

さてさて皆様は初詣に行かれましたか

 

 

 

私は毎年のことながら

 

 

 

芸能精進ということで豊川稲荷に もうで しました

 

 

なんだけどさ

 

 

 

この間、大学時代の友達とランチしてて

 

 

「今年はいよいよ前厄だね~」

 

 

って言われて

 

 

「厄祓いはどこ行くの~?」

 

 

なんて聞かれて

 

 

「あ~、まだ決めてないよぅ」

 

 

とか言いつつ

 

 

『え、前厄ってわざわざお祓い行くの』

 

 

と内心ざわついていました。

 

 

カイジもびっくりするぐらいザワザワ言ってました。

 

 

 

そもそも厄年の知識なんてほんとうにミジンコほどもなくて

 

 

 

まず、厄ってなに

 

 

おみくじで凶が出た時とどっちが悪いの

 

 

 

「厄年の人は、周囲の人にもよくない」

 

 

とかいうけど

 

 

そんなバイオハザードのT-ウィルスみたいな感染力あったら

 

 

日本の経済まわらないyo

 

 

厄年の人が毎年何人いると思っているんだyo

 

 

ってかこれって世界共通なのかな

 

 

もし他国に厄年っていう概念がなくて、日本独自のものだったら

 

 

海外にいる日本人はどうなるのかな

 

 

厄、海越えていくの?

 

 

厄だけノーボーダーなの?

 

 

 

 

厄が、今、背泳ぎで海を越えてっ

 

 

にゅ、入国しましたぁぁぁぁぁぁ

 

 

厄「Haha,どこへ行っても、逃がさないyo」

 

 

……。

 

 

 

そう考えたら、厄ってめっちゃ怖いじゃん

 

 

厄祓い必要じゃん

 

 

前厄だろうが本厄だろうが後厄だろうが関係ねぇyo!

 

 

祓いたい

 

ふんぬふんぬ言いながら

 

 

祓いたい

 

 

無性に

 

 

どうしようもなく

 

 

祓いたい

 

 

もはや、今すぐランチなんてやめて

 

 

なんなら友達すら置いて行ってでも

 

 

祓いに行きたい

 

 

 

えっと、どこへ?

 

 

 

「あ、あれぇ・・・ってさぁ、えっとぉほら、どこがいいんだっけ?」

 

 

もちろん知ってます、知ってますけど

 

 

なんかお正月ボケ引きずってちょっとど忘れしちゃいました的なテンションでさりげなく聞いてみましたが

 

 

「ん~べつにどこでもやってると思うよ~」

 

 

と、友達はふんわりとした回答をしながらデザートのパンケーキをむしゃむしゃ頬張ってます

 

 

その真正面に座ってる私は、ふんふんそうだよねぇとか言いながら

 

『違うんだよぉおぉぉx、わたしゃぁどこに行けばいいのか知りたいんじゃぁぁぁぁぁ

 

ふんわりはパンケーキだけにしてくれぇぇぇぇx』

 

 

と苦虫を噛み潰したような顔をしながら甘いパンケーキを貪りました。

 

 

ごっくんと飲み込んで、再度チャレンジ

 

 

「あ、あっれぇ、でもさ、ほら。うん、ちなみにどこ行くか決めたの?えへへhあぎゃ。」

 

 

と、ストレートな。

 

 

わりともう答えをとりに行く形式の疑問文にしたんですけど

 

 

相手も手ごわい。

 

 

「うん、きめたよ~。高校の友達と一緒に行くんだぁ。むしゃむしゃ」

 

 

 

 

 

 

 

 

まじか。

 

 

 

 

 

どこ行くか決めたの?

 

 

じゃなくて、

 

 

どこ行くの?

 

 

って聞けばよかった。

 

 

 

しかも「高校の友達と行く」という

 

 

私とは違うコミュニティで先約あり

 

 

ということも明示された。

 

 

 

「あ、じゃぁさ、一緒に行こうよ♪」

 

 

 

作戦も使えない。

 

 

知識がない私でもわかる

 

 

きっとたぶん厄祓いは二回も行かない。

 

 

「ほ、ほぇえ!いいねいいね。ちなみにいつ行くの?」

 

 

メープルシロップでデロデロになったパンケーキをフォークで追っかけながら聞くと

 

 

「来週~!ほら、節分までに行った方がいいって言うじゃん」

 

 

 

 

 

 

え。

 

 

 

 

なにその情報

 

 

 

 

なに、厄と豆ってなんか因縁でもあるの

 

 

なんなら豆まきで厄も鬼も一緒に祓っちゃえ(てへ

 

 

みたいなテンションでいきそうだったよ今年の豆まき!

 

 

 

ふぅ~あぶないあぶない

 

 

「あへへh!!そうだよねっ、うん、あ、じゃぁお互い次会うときは祓えてるねぇ!!厄!」

 

 

とかえぐえぐ半笑いで残りのパンケーキ食べてたけど、心はぼでぼで半泣きでした。

 

 

 

 

 

たまたま節分前にゼミの友達とランチする約束があったので

 

 

この日のランチ解散後、音速で

 

あたかも前からあった知識のように厄の恐ろしさと厄祓いの大切さを丁寧に長文LINEし

 

彼女をその気にさせ

 

行ってきました厄祓い。

 

 

関東厄除け三大師に行こうと思ったのですが

 

「遠い」というシンプルかつ的確な理由でばっさり却下され

 

「近い」という単純かつ生産的な理由で明治神宮へ行ってきました

 

 

 

 

 

初穂料を、ずっと

 

 

しょほりょう、しょほりょう

 

 

と連呼しながら受付をした私は本当に祓えたのか、いささか不安ですが

 

 

「なんか、もう今年は良いことしか起きない!そんな気がする!」

 

 

みたいにきゃいきゃいしてました。

 

 

 

しかし

 

 

幸せへの執念は根深く、欲深く

 

 

豊川稲荷、明治神宮だけでは飽き足らず

 

 

成田山新勝寺にもいってきました。

 

 

なんかもう、私の肩が、神様たちの相席居酒屋みたいになってる。

 

 

「あ、どうもぉ、初めましてぇ。えっと、そちらは何を司ってます?」

 

 

みたいな挨拶聴こえるからね。

 

 

ちなみに、成田山でおみくじひいたら「吉」でした。

 

 

 

 

 

待ち人、遅くとも来る

 

縁談、あわてずに時機をまって吉

 

 

 

 

 

 

 

でも失物は、見つからないそうです。

 

 

 

 

 

 

 

ぼん!

 

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