最近変わったもの、変わらないもの、変えたもの、変われないもの

気付けば遥か昔に夏至も過ぎ去り

 

 

ふと立ち止まって空を見上げている間に

 

 

世界が一周巡ってしまったのではないかと思うほど行方知らずの焦燥感

 

 

私にとっては年中師走

 

 

そんな中、皆さんいかがお過ごしですか?

 

 

マスク生活が長くなりましたが、お変わりないでしょうか。

 

 

まぁ私は変わりに変わって新種の生命体になりつつありますが

 

 

変わらないものを大切にしていこうという精神だけは変わらず持ち続けたいと思っています。

 

 

仕事の面でも大きく変わったここ一年。

 

 

いやここが踏ん張り時だと言い聞かせていたら、足がめり込んで抜けません。

 

 

ぬか漬け状態。

 

 

あ、ぬか漬けといえば、母がぬか床を買ってきました。わりと突然。

 

 

冷蔵庫開けたら、「やぁこんにちは」と言わんばかりのしたり顔で鎮座している彼。

 

にんじんやらきゅうりやらカブやらセロリやら

 

無秩序に飲み込んでいく様子は

 

まるで令和のプレイボーイですよ。

 

彼の胸に飛び込んだ野菜はすべて、身体の髄まで彼色に染められて

 

もうくったりしてます。

 

乙女の祈りは届かず

 

よく漬かってるわ~と、もしゃもしゃ食べているのが私の母です。

 

今月も元気でなにより。

 

 

 

最近ね

 

 

街を歩いていると、ふとした瞬間に

 

 

「あれ、なんでみんなマスクしてるんだろう」

 

 

とか思うことがあるんですよ。

 

 

アダムとイヴが禁断の果実を口にし、恥を知り体を隠したように

 

我々人間も禁忌の扉を開き、言葉の罪深さを知り口元を隠しているかのようだ。

 

みたいな中二病もね、発動するよね。余念なく。

 

 

そのくせマスクをつけ忘れると、服を着てないみたいな恥ずかしさともどかしさがあるんですよね。

 

 

なにより、マスクを外すタイミングが友人とズレたときの疎外感は半端ない。

 

 

みんなで一緒に温泉行って、脱衣所で自分は全裸になったのにまだ友人は全然脱いでない

 

みたいな、あの感覚。

 

「あれ?あ、まだ、そんな感じ?

 

オッケー、私先入ってるわ」って言いながら、お尻を向けるときの緊張感。

 

 

背中に刺さる視線、お願いどうかこっちを見ないでと七夕ばりに願う。

 

いや後ろはね、ノーマークだから、普段。

 

んで、こういう時タオルで後ろ隠してる人いないから。

 

そう思うと、普段から前じゃなくて後ろを鍛えるべきなんだよなぁ

 

とか湯船でちゃぽちゃぽしながら思うけど

 

3日くらい経つとぽっかり忘れちゃうんですよね。

 

 

 

あと、時折襲ってくるのがゲシュタルト崩壊。

 

 

個人の顔が全く目に入ってこなくなる時があって

 

 

マスクが歩いているように見えちゃうんですよ、もう。

 

 

MASK MONSTER

 

 

と名付けてます、私の中で。

 

 

新しく始まったお仕事などで4月は初めましての方も多かったのですが

 

 

ずっとマスク姿しか見ていなかったので、マスクを外したお顔を拝見したとき、

 

 

一瞬「どなた?」ってなってしまいます。

 

 

私は一応大人だから、まだ理解できる余裕があるけど

 

一年生になったばかりの甥っ子は、

 

友達の顔をしっかり知ることができているのか心配になったりもする。

 

でもなんだかとても楽しそうにしているので、おばさんは嬉しいです。

 

この間も可愛い可愛いってほっぺをむぎゅむぎゅしてたんだけど

 

え、これなに肌なの?ってぐらいきめ細かくて、ふわふわで、シミ一つなくて

 

つまんでる自分の指との違いに気づいてしまい

 

突如として謎の手汗をかきました。

 

まぁそんなこんなで基礎化粧品を変えてみたりもしました。

 

 

これから気温も上がり、紫外線も強くなるのでしっかりとケアしないといけませんよね。

 

 

最近サウナが流行っていますが、口元は万年サウナだからね。携帯サウナ。

 

 

私は肌が弱いので特定のマスクしかつけられず、

 

快適!爽快!のような謳い文句がおどるマスクは軒並みNGなんですね。

 

肌に接する部分がシルクや綿じゃないと正体不明な赤みが発症してしまうのですが、

 

夏場はもうねそれをつけると溶けるよね、メイク。

 

ということで、新しいマスクを購入した時のお話を最後に一つ。

 

 

少し前のまだ肌寒いころのお話。

 

丸顔おでこのえりかちゃんは、近所へお買い物に行きました。

 

お肌に合う、新しいマスクが欲しいと思ったからです。

 

お店に入ると、そこにはかわいらしいマスクが沢山!

 

ですがえりかちゃんはすべてのマスクがつけられるわけではありません。

 

なので店員さんに素材をききながら、自分がつけたいものを選ぶことにしました。

 

そうしてえりかちゃんは、自分の肌でもつけられる、

 

かわいらしいレースが施されたマスクを買うことにしました。

 

レジへ持っていくと、店員さんが笑顔で言いました。

 

「このマスクは、若見えなんですよ」

 

えりかちゃんは喜びました。

 

どうやらレースの部分が若見えポイントなんだそう。

 

えりかちゃんは嬉しくなって、家に帰ってさっそくマスクの袋を開封しました。

 

若見え効果のレースをまじまじと見つめながら、ふふふ。と幸せな気持ちになりました。

 

これで何歳若く見えるかな?

 

私を見て、友達はどんな反応をするかな?とみんなの表情を想像したりもしました。

 

 

 

にこにこしながらレースを眺めていましたが、えりかちゃんは突如として既視感に襲われます。

 

 

背中を走る脂汗

 

 

はるか昔から知っているかのようなこの感覚…。

 

 

妙に頭は冴えている。

 

 

 

 

そうして一言。

 

 

 

あ、これ わかみえ じゃなくて

 

アマビエ だわ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

たぶんこういうところは100年経っても変われないんだと思います。

 

 

 

 

では。素敵な夏をお迎えください。

 

 

おまけ。

 

ちゃんちゃんちゃ~~~~~~~~nnnn.

 

この人の娘でよかったなぁと実感した瞬間

まぁ多々ありますけど、最近でいうと

 

 

晩御飯を知らせに父の書斎へ向かったら

 

 

大音量でおどるポンポコリンを聴いていたことですかね。

 

 

父の書斎には合計6つのスピーカーがあり

 

多方向から立体的に音楽を体感できる仕様になっていて

 

部屋に入った瞬間、半強制的に全身でエジソンが偉い人だと痛感しました。

 

 

しかも絶妙なタイミングで「おなかがへったよぅ」と合いの手を入れてくる父。

 

 

そんなシーンを目の当りにしたら

 

あぁ、本当に、この人の娘でよかったなぁと実感しますよね。

 

 

 

といった感じで終わったGW

 

皆様は何をして過ごしましたか?

 

私はといいますと、一年に一回・地球規模の祭典への出席がありましてね。

 

もうね、これはね、逃れることができないんですよ。

 

招待状がね、郵便受け通り越して枕元まで来ちゃうからね、わりと鋭角でね。

 

いや刺さってるから、枕に。

 

 

なんなら来年の分も置いておきますぅみたいな勢いで、間髪入れずに攻めてくるからね。誕生日。

 

 

まぁ当日はありがたいことにお仕事で取材に行っていたんですが

 

当日ってもうなんかね、一種の諦念が生まれて、まぁまた一年頑張ろうってなるんだけど

 

5月に入る前くらいかな

 

謎のマリッジブルーてきな、バースデーブルーがね襲ってくるんですよ。

 

未体験のマリッジブルーを語るなって話ですけど。

 

まぁ似たようなものでしょう。

 

本当にこの人でいいのかな?みたいなノリで

 

本当にこの歳でいいのかな?ってね。なるよね。

 

でもさ、考えてみればね

 

世の中いろいろあるわけですよ(語彙力

 

そうするとね、今ここで、家族や友人と笑顔を見せあえることが

 

どれほどまでに幸せなことかっていうのがね

 

染みてくるわけです。

 

だからね、感謝なの。人生感謝。

 

それに尽きるんですよたぶん。

 

たくさんのお祝いの言葉も、両親からの祝福も

 

当たり前ではないんですよ。

 

奇跡が重なって、つながって、今があるんです。

 

だからね、逆にね、私がおめでとうって言いたい。みんなに。

 

みんなおめでとうなんですよ。

 

みんなありがとうなんですよ。

 

両親も育ててくれてありがとうなんです。

 

いや本当、この人の娘でよかったなぁって思う。

 

まぁ多々ありますけど

 

少し前、仕事終わりに母と待ち合わせをしたんです。

 

その日は母も用事があったため、待ち合わせも遅く

 

帰宅してからの食事は難しかったので

 

どこかでさくっと食べてから帰ろうって話になったんですね。

 

ラストオーダーが早まっているこの時期ですし、

 

選ぶことなく一番近くのお店に入ろうとしたんです。

 

 

すると店先で店員さんに

 

「アルコールの提供は終わっているのでご了承ください」と言われました。

 

私も母も普段からお酒は飲まないし、

 

すぐ帰るつもりだったので特に問題はなかったのですが

 

お店に入ろうとしたら、母が少し入店を渋ったんです。

 

そして小声で「アルコールないって、どうする?」と聞いてきました。

 

あれ?普段から飲まないのに何でこのタイミングで?って思いましたが

 

ダメと言われるとしたくなる

 

ないといわれると欲しくなる

 

そんな人間の心理が発動したのかなと聞き流そうとすると

 

「アルコールがないのって、ちょっと気になるかも」と追い言葉をしてきました。

 

これは聞き流してはいけないのかなと思い、母に「アルコール、ほしいの?」と尋ねました。

 

母は無言で頷く。

 

普段お酒を飲まない人が、ここまでお酒を口にしたがっているということは

 

何かあるのかもしれない。

 

もしかしたら、お酒の力を借りないと言いにくいことかもしれない。

 

夜な夜なおどるポンポコリンを大音量で聴いている父に悩んでいるのかもしれない。

 

そもそも、一緒に住んでいながら遅い時間にわざわざ待ち合わせをした時点で

 

私が気付くべきだったのか。

 

心なしか、母の表情は心細そうで

 

時折お店の入り口に視線をやっては、一点を見つめている。

 

 

あぁ、お母さん、ごめん、気付けなくて。

 

なにか不安なことでもあったのね

 

それなら仕方がない。場所を変えよう

 

 

といいかけましたが

 

 

ちょっとまってよ。と

 

 

母の視線の先

 

 

そこには、入店時に推奨されている設置型の除菌スプレー。

 

 

 

 

 

アルコールの。

 

 

いや、まさかとは思うけど

 

 

一応聞いてみた。

 

 

私「ねぇ、どうしてアルコールが必要なの?」

 

 

母「だってこの時期、除菌は大切じゃない。」

 

 

 

 

もうね、100点。

 

 

 

 

どうやら母は

 

 

「アルコールのご提供は終わっているのでご了承ください」

 

 

 

「アルコール除菌のご提供は終わっているのでご了承ください」

 

 

と受け取ったらしく

 

 

多くの飲食店が除菌や換気を徹底してくださっている中で、

 

 

除菌をしないと断言されると、少し不安だなと思ったそうです。

 

 

縁は異なもの味なもの

 

なんていいますが

 

両親がどうして結ばれたのか、なんだかちょっとだけわかった気がしました。

 

 

 

 

奇跡が重なって、つながって、今があるんです。

 

 

だからね、逆にね、私がおめでとうって言いたい。両親に。

 

 

出会えてよかったね。

 

 

 

 

 

 

おまけ。

 

 

この写真は

 

とある女性の誕生日祝いで偶然撮影されたものである。

 

相談者の女性は、この写真が撮影されてから

 

にわかには信じられない奇妙な体験をしているそうだ。

 

 

 

それではご覧いただこう。

 

問題の写真がこちら。

 

 

 

 

 

 

お分かりいただけるだろうか。

 

 

カメラに向かってほほ笑む女性

 

 

その女性の前に置かれたフルーツケーキ

 

 

 

 

そのろうそくにご注目いただきたい。

 

 

 

 

 

 

 

そこにははっきりと23の数字が。

 

 

そう、彼女はこの日、23歳の誕生日を迎えたはずだった。

 

 

しかし彼女はそのろうそくを見て

 

 

生温かいものが首筋を撫でるような違和感を覚えたそうだ。

 

 

この写真に添えられていた手紙には、

 

 

われわれ番組スタッフもいまだかつて聞いたことがない不思議なことが書き綴られていた。

 

 

 

その手紙によると

 

 

なんと彼女はこの瞬間まで、自分が23歳であるという自覚が全くなかったのだ。

 

 

(以下、手紙より抜粋)

 

『このケーキがサプライズで出てきたとき、最初はあまりの嬉しさに異変には気付きませんでした。

 

 

ただ、明かりの灯ったろうそくの数字をよく見たとき、「あれ?おかしいな」って思ったんです。

 

 

ですが、まわりにいる家族はまるで当たり前のように私の23歳の誕生日を祝ってくれていて…。

 

 

こんなこと書くのは本当におかしな話なんですけど、

 

 

私、この瞬間まで自分が32歳の誕生日を迎えたと思っていたんです。

 

でも、それは違ったんです。全く。

 

 

そのとき気付いたんです。自分は普通の人と、時間の流れの感じ方が違うって。

 

 

確かによくよく考えてみたら、

 

 

32歳の私はもう結婚していて子供も2人いるっていう人生計画を小さいころから立てていたので

 

 

まさか32歳の誕生日に、まわりに気を遣わせて

 

23歳のろうそくを立てさせる独身だなんてことありえないんですよ。

 

もしそれが本当なら、それこそ奇妙な話ですものね。

 

でも、時間の体感が9年もずれているって

 

それもやっぱり普通じゃないのかなと思い…

 

番組に調査を依頼しました。』

 

 

そしてこの手紙の続きには、

 

体感年齢32歳と実年齢23歳とのギャップに日々悶々としている様子も綴られていた。

 

 

9年--この歳月にわれわれスタッフは着目し、

 

 

今後は専門家を交えて調査していく予定である。

 

 

 

 

 

-fin.-

 

 

 

ということで皆様お気遣いありがとうございます。

 

 

愛しか感じません。

 

 

 

 

 

おまけのおまけ。

 

 

 

 

玄関開けたら、愛が届きましたよ。

 

 

 

きゅん。

 

 

 

 

 

 

澄み切った日常と奇跡のお話

やっぱりね、最強なんじゃないかって思うのがね

 

 

母親だよね。

 

 

先日、学生時代の友人と軽くお茶をしたのですが

 

 

結婚してママになっている子もいて

 

 

倫理の授業中、一緒にノートへ落書きしてた子が

 

 

今ではもう立派な母親なんですよ。

 

 

「エリカちゃん、結婚のご予定は?」

 

 

って聞かれたから、まぁ軽くお茶を濁しておきました。

 

 

友人の前に置かれたコップの水は澄み切っていたけど

 

 

私のコップには白ごまがわりと大胆に入っていたのでひっそりと交換してもらいました。

 

 

まぁそこ、ピザ屋だったんだけどね。

 

 

いとも簡単に奇跡が起きてるよね

 

White sesame feat. Pizza

 

 

日常の中でこういうサプライズ…というか、

 

幸せを見つけていくことこそが

 

これからの時代、大切なんだと思う。

 

 

というか、もしかしたら白ごまを使ってるヘルシー系Pizzaメニューがあるのかもしれない

 

そう思って、渾身の開眼で食い入るようにメニューを見たら

 

マルゲリータとかクアトロフォルマッジとかジャーマンポテトというPizzaに並んで

 

セサーミというピリ辛のゴマを使ったPizzaメニューもあったから

 

まぁ厨房の様子を想像して納得したんですよね。

 

お互い人間、手違いはあるだろうさ。って。

 

同じキッチンにある食材なら

 

Pizzaに入ってようが、水に入ってようがまぁおんなじことだよね。仕方ないよね。って。

 

 

でもさ、やっぱり解答用紙を出すときに、最終見直しって結構大切じゃないですか?

 

その時は絶対に合ってると思ってた答えが、

 

時間をおいてから確認してみると、まったく違うことに気づくことってありますよね?

 

こういう感覚は大事にしていきたいし、ケアレスミスはないに越したことはない

 

そう思って、帰りの電車でそこのお店の公式HPまで飛んで、メニューを再確認したんですよ。

 

 

 

そしたら

セサーミじゃなくてサラーメだった。

 

 

 

ピリ辛のセサミ じゃなくて ピリ辛のサラミ。

 

 

すこぶるおいしそうな写真とともに掲載されていたので次回はこれを頼もうと思います。

 

 

まぁでも

 

 

なんだかんだ世の中には引き寄せの法則ってあると思っていて

 

 

こういう事象が起こるのも自分の心の波長に付随するのではないかなぁ~とやんわり感じ

 

 

婚活においてはお茶を濁してばかりの人生

 

 

濁っているのはコップの水じゃなくて私の心かなぁって一瞬思ったんですけど

 

 

思い返せばまぁそういうわけでもないんですよ。

 

 

新しい仕事が決まった自分へのご褒美にと、表参道にあるパンケーキ屋さんへ行ったときのこと。

 

 

ずっと行きたかったお店ですが、やはりこのご時世なかなか叶わず、念願のパンケーキタイムでした。

 

 

ふわとろパンケーキと一緒に、アールグレイの紅茶を頼んだのですが

 

運ばれてくると嬉しきかな、ポットサービス。

 

これなら3杯は楽しめます。

 

店員さん「3分ほど蒸らしてからお召し上がりください」

 

もちろん蒸らしますとも!

 

パンケーキは一皿に3枚入っているそうなので

 

パンケーキ1枚につき、紅茶1杯という計算で進めれば完璧。

 

なんて幸せな計算式でしょう。

 

そして絶妙なタイミングでテーブルに到着した天使のような見目麗しいパンケーキ。

 

ちょうど茶葉が蒸せて、良い塩梅のアールグレイとパンケーキのマリアージュが楽しめようぞ!!

 

と、ティーカップに紅茶を注ぐ。

 

しかし、まだ茶葉の出が足りてないという痛恨のミス。

 

おっとと。と、すぐに注ぐ手を止め

 

今一度、紅茶蒸らしタイム。

 

 

ですが

 

目の前でパンケーキが今にも食べてほしそうにこちらを見ている!!

 

 

食しますか?

 

はい ◁

いいえ

 

 

まぁ1枚ぐらいなら。

 

と、一番上のパンケーキにフォークをかける。

 

 

なんと!フォークが吸い込まれるような柔らかさ。

 

まさにファーストキッスの感触。

 

と、ぐへぐへ半笑いで1枚目をペロリ。

 

まぁそのまま2枚目に突入しても何の問題もない舌加減でしたが

 

ここはやっぱり一度、大人の苦みとベルガモットの個性的な香りが持ち味のアールグレーでリセットさせましょう。

 

 

少し茶葉が出すぎたかもしれませんが、手元にミルクも用意されていたので大丈夫。

 

シンプルながらも持ち手が繊細でスタイリッシュなティーカップにゆったりと紅茶を注いでゆく。

 

ひろがり立つ湯気が、頬を撫でる。

 

柔らかな温度が、鼻先をくすぐる。

 

至福の温かさに、思わず瞼を閉じる。

 

今だけは、どうか香りに集中して。

 

大きく開かれた窓から吹く風に乗って

 

ほのかなアールグレーの香りが私を包んでゆく。

 

そうして、徐々に五感が研ぎ澄まされ

 

全身で感じる、渇き

全身が求める、潤い

心でアールグレーを探している。

 

両手で包んだティーカップからじんわり伝わる、アールグレーのぬくもり。

あぁ、幸せって、こういうこと。

すぐ手を伸ばせば、触れられる距離

それがどれほどまでに幸運なことか、あなたたちは知らないでしょう。

 

 

穏やかに、凪のような心で瞼をゆっくり開く。

 

 

あぁ、そこに広がる景色を、私は一生忘れないでしょう。

 

 

どこまでもどこまでも澄んだ、無色透明な白湯が

 

 

ただただ、なみなみとティーカップに注がれているその情景を。

 

 

 

 

「あれ。3分たったよね?」

 

もうね、いつも素直じゃないけど、私

 

この時ばかりは口に出して、ストレートに思ったこと言ったよね。

 

というか口からまろびでたよね。なんか、うん。

 

私が思ってた3分と、世の中の3分って、こんなにも差異、ある?

 

 

その場合、ウルトラマン割と長尺で戦えることになるけど、大丈夫?無双じゃない?

 

 

と、ポットのふたを恐る恐る開けてみる。

 

 

 

 

ない。

 

 

何にも入ってない。

 

 

 

あ、正確には、お湯しか入ってない。

 

 

つまり私はこの数分間、おしゃれなポットでひたすらお湯を蒸していたのだろうか。

 

 

いやでも待てよ、アールグレーの香りはしたぞ確かに。

 

 

と、風に乗って運ばれてきた香りを視線で辿ってみると

 

 

右斜め前のテーブルで女子高生らしき二人組がはしゃいでいる。

 

 

自撮りをしながら、はしゃいでいる。こちらの状況など露知らず。

 

 

「ってかこの紅茶、めっちゃいいにおいする!」

「ね!思った!まじウケる」

 

 

 

私がさっき包まれていたのはそちらのアールグレイの香りでしたか。まじウケる。

 

 

どうりで香りがかすかだと思ったよ。

 

 

これは店員さんに確認したほうがいいなと思い、手を上げかけたその時。

 

ふと、もしやこれは、裸の王様系紅茶なのでは?

 

という議題が脳内会議であがった。

 

心が清い人にしか見えない、紅茶。

 

もしそうなら、

 

私「あのう、茶葉が入っていないようなのですが…」

 

店員さん「え!お客様、こちらの紅茶が見えないのですか?」

 

私「はい」

 

店員さん「私どものほうでは茶葉はしっかり入れてありますので、そこから先はお客様の問題といいますか…」

 

私「え!?」

 

店員さん「それはなんとも…」

 

女子高生「まじウケる」

 

そうなりかねない。

 

恥をかくのはごめんだ。

 

どどどどうしよう。

 

ここはひとつ、私も紅茶を楽しむふりをするべきなのか。

 

しかし本当に茶葉を入れ忘れていただけなら、私はこのただのお湯に800円支払うことになる。

 

謎の出費はごめんだ。

 

どどどどうしよう。

 

 

ええい!と座りなおすふりをして、一度軽く背筋を伸ばす。

その時に

ぐぐい!と女子高生のティーカップに視線を伸ばす。

 

 

 

 

 

茶色い。

 

 

ティーカップの中のアールグレイ、茶色い。

 

 

 

いや、本当はね、もうね、うすうす気づいてはいたんですよ。

 

透明な紅茶?なにそれまじウケる。

 

茶葉が入ってないだけでしょうが!って。

 

でもね、あ~伝わるかなぁこの感じ。

 

行きなれないオシャレなカフェで

 

店員さんもキラキラ系で

 

注文するのがやっとだったんですよ、私。

 

「リコッタパンケーキハニーコームバター添えにホットのアールグレイをお願いします」

 

これを伝えるのが精一杯だったのに

 

何度も何度も練習していったのに

 

「あのう、茶葉が入っていないようなのですが…」

 

このセリフにいたっては、人生で一回も言ったことないよ!

 

噛まずに言える自信がないよ!

 

不意打ちの応用編だよ!

 

そう、私はチキってたんですよ、茶葉が入ってない事実を伝えることに。

 

こうしている間にも、ほかほかのパンケーキは冷めてゆく。

 

ただのお湯は、ただの水に変わろうとしている。

 

そして相変わらず、女子高生たちははしゃいでいる。

 

「パンケーキうっま!」

「紅茶とまじ合うね~」

 

 

心の底から、うらやましい。

 

でもなぁ。店員さん忙しそうにしてるしなぁ。どうしようかな。

 

と、もじもじモンスターがえぐえぐ言いながらパンケーキを食べていると

 

幸運にも、店員さんが!近づいてくる!

 

 

話しかけますか?

 

はい ◁

いいえ

 

 

しどろもどろに茶葉が入っていないことを伝えると

 

 

丁寧かつ爽やかな謝罪ののち、

 

すぐに茶葉入りのポットを持ってきてくれました。

 

おまけに紅茶の料金はいりませんとのこと。

 

 

やさしい。

 

 

あぁ、伝えてよかった。

 

 

こうして私はパンケーキとアールグレイのマリアージュを存分に楽しみ

 

上機嫌でお店を後にしたのですが

 

まぁ澄み切った白湯が運ばれてくることもあるので

 

濁ってばかりの人生でもないんですよね。

 

 

幸せは気づいた時、そこにある

 

 

そんなことをしみじみと思いながら玄関を開けると

 

 

母がなにやら神妙な面持ちで探し物をしていました。

 

私「どうしたの?探し物?」

 

母「そうなの…いないのよ。」

 

私「何が?」

 

母「まんまるちゃん」

 

ま、まんまるちゃん?

 

私「まんまるちゃんって何?」

 

母「まんまるちゃんは、まんまるちゃん」

 

 

そういいながら、母は自分のカバンをあさっている。

 

しばらくして

 

「あ!あった!!」

 

と、おもむろにカバンの中から

 

むんずとつかんだまんまるちゃんを取り出しました。

 

 

 

 

まんまるちゃん

 

 

 

 

黒い、エコバッグだった。

 

 

無地の。

 

 

 

 

やっぱりね、最強なんじゃないかって思うのがね

 

 

母親だよね。

 

 

 

 

 

 

 

あ、宣材写真を久しぶりにリニューアルしたので、ぜひ公式プロフィールをチェックしてください☺︎

 

 

https://www.stardust.co.jp/sp/profile/matsubaraerika.html

 

 

撮影オフショットも。

 

 

 

 

 

ではでは、またの機会に。

 

 

ばいーーーー!!

なんやかんや厄年

皆様いかがお過ごしですか。

 

早いものでもう3月。

 

松原家では異例の速さでひな祭りをお祝いしまして

 

女児たちの健やかなる成長と、幸福を2月のうちに願ったわけです。

 

3歳と、小学3年生になる姪っ子がおりまして

 

それはそれは愛らしい白玉のようなぜんざいなんです。

 

存在なんです。

 

毎年ひな祭りの時期になると、松原家ではひな人形を飾り、

 

長男家族・次男家族を呼び、ちらし寿司や桜餅を食べたり食べなかったりします。

 

松原家の習性として、集合したときはたいていリビングで記念写真を撮りますが

 

今回はひな祭りということで、ひな人形の前で姪っ子2人を座らせて撮影しようと準備をしていると

 

突然響き渡った

 

「はぁ~い、じゃぁえりかも」という母による鶴の一声。

 

 

ごめんだけど嫌な予感しかしない。

 

 

「あなたにとっても、ひな祭りだもんね☆(ウィンク)」母が私にめくばせする。

 

 

未婚という共通点だけで、撮影側に回っていた私も、ひな人形の前に腰を下ろすことになりました。

 

 

 

 

案の定、撮れた写真みたら

 

 

 

もうね

 

 

 

 

 

違和感しかないのよ。

 

 

どう考えても、だいぶ大きめなお友達でしょう。1人。

 

 

ピッチピチな3歳と8歳に混ざって写っている画がもう怖いのよ

 

 

キッズコーナーにあるカラーボールのプールで、子供たちと一緒に遊んでくれる爽やかな大人がいるなぁ

 

スタッフの人か、誰かの親かなぁ

 

って思ってたら、スタッフでも誰の親でも無かった。みたいな

 

あの人、誰?ってなるあの感じ。

 

 

 

 

冷蔵庫の隅のほうからある日突然出てきた、

 

カラッカラのゴボウ…かとおもったら、それがニンジンだったことに気づいたときぐらい怖いのよ

 

 

時代を超えた、合成写真かな。

 

私だけあの日からずっとここにいました

 

みたいな。

 

明らかに、年齢というか次元というか、

 

なんていうか、もう

 

 

そうね、強いて言葉にするなら

 

 

子供なのよ、私の。姪っ子2人との年齢のバランスが。

 

 

街ゆく人に、「この3人の関係は?」て問うたら

 

なまじ顔も似てるから10人が10人「親子」って答えるパターンの街頭インタビューになるよ。

 

取れ高まるでない。

 

 

まぁ最終的に女子全員(もちろん母も)で撮ったので、いい思い出になりました。

 

 

 

いい思い出といえば、去年のブログでも書きましたが

(困るから神頼み)

 

今年が本厄ということで、またまた行ってきました厄除け。

 

今年も初穂料のことを「しょほりょう」と連呼していた私ですが

 

 

無事に祓ってもらい、

 

まぁこれで今年も1年安心だと、へへへのへら顔で授与所へ。

 

目指すは「良縁祈願」お守り。

 

今年の初詣で良緑を祈願したのが後を引いてか

(転生したら初詣が異世界でした)

 

我が家の観葉植物が異常な早さで成長しています、日陰においても。

 

ええぃそうではない、そうではない!と

 

神様に突っ込みを入れそうになるのをぐっとこらえて

 

ここでは確実に良縁を祈願すべく、既製のお守りを購入することに。

 

私「縁結びのお守りをください!」

 

巫女さん「どちらにしますか?」

 

私「え?何種類かあるんですか?」

 

巫女さん「1つのものと、2つのものがございます」

 

そういって、2種類のお守りを見せてくれました。

 

ひとつは花柄の刺繍が施されたもの、もう一つは小さめのお守りが2つ入っているもの。

 

小ぶりのほうが持ち運びしやすいし、お値段的にもお得だなと思ったのですが

 

もしかして大きさで効力が違うかもしれないと、意地汚えりかが顔を出しました。

 

私「あの、これって、大きさや種類で効果って違ったりするんですかねあははは」

 

と尋ねると

 

巫女さん「2つのものは、桃色・水色の二体一対で、お二人でお持ちいただけます」

 

 

 

 

 

 

 

 

ここ数年で最高

 

 

50年に一度の出来栄え

 

 

今世紀で最高の出来

 

 

10年に一度の当たり年

 

 

などと言われるボジョレーヌーボーのキャッチコピーが浮かんでくるほどの

 

 

今世紀最大の破壊力のあるワード。

 

 

 

 

 

『二体一対で、お二人でお持ちいただけます』

 

 

 

 

あ、それ、一人で持っちゃぁだめですか?

 

 

 

巫女さん「いかがいたしますか?」

 

 

畳みかけるこの人は勇者かな。

 

 

 

私「あ、じゃあちょっと、確認します」

 

と、おもむろにエリフォンをカバンから取り出し

 

一歩下がって、メッセージアプリを開きました。

 

一体誰に確認するんだと自分でも疑問を抱きながら

 

あたかも二体一対を、お二人でお持ちいただける相手がいるふりをすること10分

 

 

 

私「あ、お待たせしまてすみません。あの、一つのほうでいいです」

 

まぁここには心理作戦というかちょっとしたトリックエッセンスを混ぜていまして

 

10分--これがポイントです。

 

即レスだった場合、

 

①そもそも嘘っぽい

②相手は暇な人

③暇なのに一緒に来てない=愛されてない、本気じゃない

④相手はマメな人

⑤マメでモテるから、彼をつなぎとめようと私が必死

 

という可能性も出てきますが

 

10分だった場合、

 

①現実的にあり得る返信速度

②仕事で忙しい中でも気にかけてくれてる=愛されてる

③大事な時期だから一緒には買いに来られなかった=昇進目前

④この一大プロジェクトが終わったら、私にプロポーズしようとしている

⑤なんなら挙式はここ

 

みたいな可能性も出てきます

 

そう、つまり

 

10分後の私のセリフ「あ、お待たせしまてすみません。あの、一つのほうでいいです」

 

ここから、巫女さんは半強制的に 行間を読む ことになるのです。

 

「あ、お待たせしまてすみません。

(今お付き合いしている男性は、ちょうど働き盛りの33歳。

上司からの信頼も厚く、最近では社運をかけた大きなプロジェクトを任されている若きホープ。

休日も返上して、仕事にいそしむ中、誰も彼の時間を奪えない。

ただ一つ、恋人である私からのメッセージを除いては。

 

愛する彼女からのメッセージは、縁結びのお守りについてだった。

 

彼『かわいいやつ、こんなお守り買わなくても、もう俺たちの心は結ばれているのに。

このビッグプロジェクトが無事終わったら、結婚を申し込もうとしてるけど

本当に鈍い子だから全く気付いてないんだな。

まぁ、そこも好きなんだけど。

お守りを買ったから、彼にプロポーズされた!って無邪気にはしゃぐ顔も見てみたいし

ここはペアのお守りを……

 

ちょっと待てよ。

これ以上、俺の心が彼女に結ばれたら仕事の入る余地がなくなってしまう。

 

今やってるのは俺たちの将来を左右する大きな仕事でもあるんだ。

 

結果次第で、俺の海外駐在が決まる。

 

そうだな、今回は一つのお守りで十分だ』

 

そう思った彼は、仕事のほんの一瞬の好きを…(テレ)隙をみつけて、私に連絡してくれました。

 

尊敬する彼が、一つのほうでいいといったので)

 

あの、一つのほうでいいです」

 

 

 

巫女さん「かしこまりましたぁ!一つのほうを、お二つですか?」

 

 

 

 

ちょっと待て。

 

 

なんだその

 

 

天候の条件には恵まれなかったが、生産者の努力が実った年

 

 

みたいな応用問題

 

 

予想外の鋭角から攻めてくるやん。

 

 

 

 

 

 

私「あ、もう、一つでいいです。はい。」

 

 

 

 

最初から素直に一つ買っておけばよかったですよねすみません。

 

 

そんなこんなで無事(?)厄払いを済ませ、良縁祈願お守りをゲットした私。

 

諸説ありますが

 

厄年の由来は役年といわれ、人生において大切な役割を担う年齢ということだそうです。

 

本厄だからといって必要以上に恐れることはなく、

 

日々感謝と努力を惜しまず、小細工せずにお守りを買う姿勢などが大切なのかなと思っています。

 

 

では今日はそろそろこの辺で。

 

 

読みにくいというコメント殺到中のブログに

 

最後までお付き合いいただきありがとうございます。

 

 

表示されませんが、コメントはすべて拝読させていただいております。

 

 

 

最後はこちらの写真でお別れです。

 

 

 

 

フルーツサンドが大好きなんですよ。私。

 

 

 

 

ばいちゃちゃちゃんチャイティ。

転生したら初詣が異世界でした

まぁ色んな意味でぎりぎりアウトなタイトルで幕を開けた2021年。

 

皆様いかがお過ごしですか。

 

相変わらずなご時世ですが、こちらのブログでは今年もテイストを変えることなく

 

ぬるっと書き綴ってまいります。

 

さてさて松原家の年末年始はといいますと

 

前回のブログでもお伝えした通り、順調に増殖しているため、大変賑やかなものとなりました。

 

ありがたいですね。

 

毎食11人分の準備を繰り返していたら

 

あれ、宇宙人にアブダクトされたのかな?という空白の時間ができています。

 

おぼろげな記憶の中、唯一覚えているのは

 

朝食の支度をしながら昼ごはんのメニューを考え

 

昼ごはんの支度をしながら夜ご飯のメニューを考え

 

夜ご飯の支度をしながらビックカメラのポイント有効期限がいつかを考えていたことです。

 

 

食べる側から、作り手側になって初めてわかる母の偉大さに

 

頭が上がらず床にめりこんでいます。ブラジルの方こんにちは。

 

 

そんなお正月もボルト並みに俊足。

 

あっという間にいつもの日常が始まりましたが

 

ここからが本題。

 

毎年元旦に松原家総出で行っている初詣ですが

 

今年は元日を避け、平日に代表者3人(父・母・私)で赴くことになりました。

 

例年大混雑の場所ですが、今年はかなりガラガラ。

 

さっと参拝を済ませて帰ろうとすると、父が千本幟(のぼり)に祈願したいと足を止めました。

 

これは、のぼり旗に筆で願い事を書き、願いを叶えてもらおうというものです。

 

寒空の下しゃがみこみ、慣れない筆でせっせと願い事を書く父の後姿を眺めていると、

 

思わずその頭を両手のひらで包み込みたくなり、包み込んだら怒られました。

 

そんなすごく自然な流れで、私も千本幟を書くことに。

 

願い事は二つまで記入できるらしく、沢山の願い事候補が描かれた紙を渡され、そこから選びます。

 

無病息災、安産祈願、交通安全、家内安全、心願成就…などなどありましたが

 

私は迷わず、芸道精進と良縁祈願を選択。

 

仕事面でスキルアップして、プライベートではちゃっかり結婚しちゃえ作戦です。

 

うら若い巫女さんが見ている前で、にしにし顔で筆をとり、したり顔でその願いを書き込めると

 

「はっ」と息をのむ巫女さんたちの声。

 

『ふふ、良縁祈願…そうね、乙女なら、いくつになっても願いは同じなのよ。

 

あなたにも、いつの日か良縁がありますように。』

 

そんな思いで巫女さんに幟を手渡しました。

 

すると、突然こわばった表情でそれを受け取り、「こ、こちらでよろしいですか?」と神妙に尋ねてきました。

 

「はい、よろしくお願いします。」厳かな空気になじもうと一音一音丁寧に答える私。

 

「かしこまり…ました…。」

 

なにか言いたげな彼女の反応に、違和感を覚えた私は

 

ふと彼女の視線の先に目をやると

 

そこには私は今しがた書いた、芸道精進と良縁祈願の文字。

 

芸道精進と良縁祈願

 

良緑祈願…

 

え、ちょっと待って

 

 

 

「縁」じゃなくて「緑」って書いてる私。

 

 

良い縁じゃなくて、良い緑を願っちゃってる!!

 

 

知らないうちに環境保全願ってるよ、お正月に。

 

 

 

2500円払って、地球の豊かな自然を願う、31歳独身女性。ここに爆誕。

 

 

このままでは

 

仕事面でスキルアップして、プライベートではちゃっかり環境保護しちゃえ作戦になります。

 

いや環境問題は大事だけれどもッ!

 

 

 

「あっ、あの、書き直せますか?」

 

「別途2500円かかりますが、いかがいたしますか?」

 

「…え、あ、じゃぁ大丈夫です、それで。そのままで。はい。」

 

 

 

こんなことなら、本殿のお参りの時に金運向上を願っておくんだった。

 

いや、学業向上か。

 

 

 

 

ということで、今年の目標は学業向上です。

 

 

特に漢字ね。

 

かろうじて持ってる漢検2級を凌駕するほどのおっちょこちょいぶりに

 

あれコマンドミスったかなって思ったもん、人生の。

 

 

 

 

……叶うといいな、CO2削減。脱炭素社会。再生可能エネルギー。

 

 

今年これらの目標が全て達成できたら、その要因は紛れもなく私です。たぶん。

 

 

 

ではでは本年も、よろしくお願いいたします。

 

ばいばいば~~^^^^^^いい。

 

おまけの写真は

いつかの京都。

景色を隠し撮りしていた私を

友達が隠し撮りしていました。

 

 

画角w