睦月

初雪。

東京でも先日初雪が降りましたね。
すぐにやんでしまいましたが、小さな白い雪がちらちらと細かく降ってきて、行く人の肩にそっと降りてはすぐに消えてゆく様子は何だかとても綺麗でした。
あまり見ることがない分、すごく貴重な景色のように感じてしまいましたが、東京の皆さま、あの初雪、ご覧になりましたでしょうか。

そんな寒さの続く1月ですが、1月といえば、、、!そうなんです。正月、落語、正月落語!というわけで、今年も正月二之席へ行って参りました。

初寄席。

この日は柳家喬太郎師匠、柳家権太郎師匠、五街道雲助師匠、紙切りの林家正楽師匠、、、などなど好きな落語家さんが多数ご出演という贅沢な日。
そしてトリは柳家小三治師匠。

高座でお茶をひとくち啜る。
そんな仕草も期待に満ちた目で前のめりに見入ってしまう。客席に漂う張りつめた空気。

枕でひょいっと心を掴まれて、噺がはじまる。
登場人物の最初の一言でぐいっとそちらの世界に吸い込まれる。

聞くというよりも、情景が目に浮かぶ…もはや観ているような…いや、参加しているような。濃い時間でした。

演目は「千早振る」。百人一首が出てくるお噺。そういえば、小さな頃はお正月に祖父母の家で百人一首をやったこともあったっけなぁ。

それにしても寄席はいいですね。
笑いたい時に気兼ねなく笑って、たくさん笑って、おせんべい食べてお茶飲んで。帰りの道が寒くたって、いろんな噺にこころが包まれてポカポカしていて。
改めてそんなことを思いながら、
「こんなに楽しいのにどうしてもっと足繁く通わないんだ自分!よしこれからはもっとたくさん寄席に来よう!次はどこの演芸場に行こうかな?!」
という毎度おなじみの考えが頭に浮かびました。ふぅ、楽しかった。

今年もたくさんの笑いと福が、皆様の元に訪れますように。
アジャラカモクレン キューライソー テケレッツのパッ!